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マルチディスク キャリアを削除する必要がある場合に、Data ONTAPがRAIDへの影響を回避する方法
Data ONTAPでは、どのRAIDグループにも影響を与えずにキャリア内の両方のディスクを交換できるよう、特別な処理が実行されます。 このプロセスを理解することにより、マルチディスク キャリアのストレージ シェルフのディスクに障害が発生した場合の状況について把握することができます。
DS4486
などのマルチディスク キャリアのストレージ シェルフは、他のSAS接続ストレージ シェルフの2倍のストレージ密度があります。 これは、1つのディスク キャリアに2本のディスクを格納することで実現されます。 同じディスク キャリアに格納されている2本のディスクは、同時に削除や挿入を行う必要があります。 つまり、キャリア内の一方のディスクを交換する必要がある場合、キャリア内のもう一方のディスクも何も問題がなくても交換する必要があります。
アグリゲートから2つのデータ ディスクまたはパリティ ディスクを同時に取り外すことは、2つのRAIDグループがデグレード モードになるか、1つのRAIDグループがダブル デグレード モードになるため、望ましい状態ではありません。 この状況を回避するために、Data ONTAPは障害が発生したディスクに通常の再構築を実行すると同時に、そのディスクのキャリア メイトに対するディスク退避操作を開始します。 ディスク退避操作では、キャリアを取り外したあともディスクのデータを継続して使用できるように、キャリア メイト内のデータを別のキャリア内のディスクにコピーします。 退避操作の間、退避中のディスクのステータスは
evacuating
と表示されます。
さらに、Data ONTAPは同じRAIDグループに2つのキャリア メイトができるのを避ける、最適なレイアウトの作成を試みます。 他のディスクがどのようにレイアウトされているかによって、最適なレイアウトを実現するために、最大で3台のディスクに連続した退避操作が必要になります。 ディスクのサイズとストレージ システムの負荷によって、各ストレージの退避操作に数時間かかることがあるため、スワップ プロセス全体では、1日以上の時間を要する場合があります。
スワップ操作のサポートに使用できるスペアが不十分である場合、Data ONTAPは警告を発行して、十分なスペアが用意されるまでスワップの実行を待機します。
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